西尾維新さんの本を追加

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)」と同じ世界の別の場所でのお話。囲われた世界から抜け出す、という思春期特有の発想をとても壊れた形で実現したお話。でも、主人公は「偽者」と呼ばれるくらいの微妙っぷりで、わざとなんだろうけど中途半端なまま終わってしまった感じ。そして探偵役までアレしてしまうし。なんとなく方向性は分かったけど消化不良な一冊でした。
でも、前作をまた読み直してみようかな?