西尾維新さんの新書

零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)

零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)

読了しました。戯言シリーズでも人間シリーズでも今までは名前くらいしか出てきていなかった、零崎3大王の最後の一人、曲織さんがメインの巻でした。時勢も戯言シリーズの前だったり、さらに前の大戦のときだったり、戯言シリーズと時期的に重なってる人織が逃亡中の時だったり、零崎最後の時だったりと盛りだくさんでした。
ただ、やっぱりこの頃の西尾さんの本を読んでいて思うのですが、なんだか丸くなってきてしまったな、と。面白さは間違いなくて、一気に読みきってしまったほどなんですが、最初の頃に感じた衝撃をまた味わいたいと。そんな贅沢な悩みを感じてました。