絶望の深さ

絶望を感じる深さは、裏切られた希望に比例する。そんな真理にたどり着いたのは私がまだ学生なんてやっていたころだと記憶している。その時から、「何にも希望を抱かなければ、深い絶望を味わなくて済む。」という考えと「でも、日々の日常にまったく希望がなかったら、何のために生きて行くのか」という考えに悩んだ。結局、「あまり過剰な期待を持たずに居れば、期待を裏切られてもあまり痛くない」なんて消極的な考え方をしていたりした時期もあった。
この頃は、そんな悩みを忘れていられる程度には幸せな日々を送っていた。まあ、嫌なこともそれなりにあって、でもそれも仕方ないなって割り切れる程度だった。しかし、今日本当にこんなことあるんだな、ってタイミングで仕事の割り込み。それだけならまだ大したことなかったけれど・・・・・・。
別に研修で早く終わったから帰りたかった、なんてどうでもいいんだよ!それだけならいいさ。でも、会おうって約束した矢先に一本の電話でその約束を破棄してくれるのは止めて欲しいさ。